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What we 貫〜勝手に語らせちくり〜 其の二

  • 執筆者の写真: 寿司山 翼
    寿司山 翼
  • 2020年11月7日
  • 読了時間: 9分

僕は翼って名前で、

まぁその名の通りカレーとラーメンと麻婆豆腐が死ぬほど好きなんですよ。

言わずもがな、ではありますが。


けどね、

カレーラーメンとか麻婆ラーメンとかって

なんか違うんですよ。



いや別に嫌いじゃないし、あれば狂ったようにニコニコ完飲するレベルではあるんですけど


なんか、合わさってないで”個”として食べたい、っていうのありませんか?


カレーと牛丼のカレ牛とかもその類なんですよね。


で、なんでこの話をしたかはまぁ最後に説明しましょうかね。


いつも通り時に意味は多分ないんでしょうけど。










さぁ、再開しましょう、僕が死ぬまでに一回は行ってみたい場所ランキング!!!!!












7曲目からでしたっけね。



7 いい加減にシエスタ


こーーーーーーれ、後半戦頭から

「固め濃いめ多め」の家系ラーメン早死三段活用きましたねー。

曲調もちょっと情熱的な香りするし

歌詞も、、、、ねぇ?笑

また労働。笑

ワーカホリックバカリーマンが、おそらく少し疲れちゃったんでしょうね、この曲順。笑


いやーしかしこの曲はなんと言っても


冒頭の加部ひろしさん(加部ちゃんのお父様)のルバートがもう全てでしょう。笑


うますぎだよ、ひろしさん。笑


なんか、「笑」って付けてるのは

あるじゃないですか、凄すぎたりした時になんかわからんけど笑ってしまうやつ。

あれです。笑



本当に、レコーディング1テイクでしたからね?

まじの1テイク。凄すぎ。

なんなら、俺の方がなんかもうちょっと聴きたくなってしまって

「すみません、なんかちょっとタイプのやつもう一本もらっていいですか?」とか言っちゃったりしてね。


2時間抑えていたスタジオで、13分で終わりました。笑


本当にありがとうございました!!!!!!!


おかげさまで最高の作品になりました♪



あとは、これもKIRIDANCEの裏に収録されているバージョンとは音が同じように少し変わっているんですが

シエスタに関してはそこまで劇的に変えておらず、他の曲との整合性という観点で少し手直しをしただけになってます!!



この曲の聴きどころは


先ほどもいったフラメンコギター

そして、まじくんのスチールドラム!!!

これね、なんで入れようと思ったのかってところなんですが

完全なる悪ノリに近いです笑

スタジオでジャムってるときに

この曲のリードの楽器は誰にしようかーって話してて

たまたまその時ハンドソニックっていう電子打楽器をまじくんが叩いていたので

なんかねーかなーつって探していたら、スチールドラムが奇跡のハマり方をしたのがきっかけです。

本当にまじくんって多彩で素敵♡


ライブで見ることがあったら

是非まじくんの一生懸命なスチールドラムソロに注目してくださいな!!!




8 ガチガチに降り積もったWinterLove


はい曲名長い!!!!

歌詞カードとかの配列バランスちょっと面倒なんじゃ!笑

冗談はさておき、


この曲はKIRIDANCEとはまた少し違った僕の中の90's POPS!!!

KIRIDANCEが静の90'POPSだとしたら

ガチガチ(略)は動なんですね。


これは演奏楽しかったなー♪

全部楽しいは楽しいんですが


こういうドラムプレイ(キメッキメのやつ)がまずめちゃくちゃ好きで、

こういう少しスキップしてるリズムをいかにクールに楽しく叩けるかみたいなところが僕個人的な意見ですがドラマーの醍醐味なんじゃないかって思ってるくらいなんです。


かつ、竿隊二人がとにかくこういうリズムの時にめちゃくちゃ真価を発揮するのが僕らだと思うので

置いていかれないように気合いめっちゃ入れました。


曲調的には

いかにも加部ちゃん!!!って感じの、爽やかでキメが多くてキャッチー。


デモ出しの時、「この曲通れー!!!!」って願ってました。笑


聴きどころ満載なんですがまず


めっちゃええ歌詞でしょーりんの歌声に触れましたが


この曲ではJぺいの声に。


ガツーーーーーんとハイトーンに吹っ飛んでいくJぺいの抜けの良さが炸裂してますよね、この曲。気持ちがいい!!!

ゲレンデで風を切り裂いている感じします、この歌詞に出てくる子は雪もゲレンデも知らないみたいですが。笑


ボーカルレコーディングはこの曲が1番最後だったんですが

本人、この曲が1番手強い、というか、不安

的なことを口走っていたくらいでした。


でもね、レコーディングあるあるなんですよ。


「この曲やべえから最後にやります」

みたいなタイプの曲って、めっちゃすんなり行ったりするんですけど

まさにそれでした。


超スムーズ笑


ナイスボーカルでした!




しょーりんのしっかりJぺいに寄り添うコーラスも素晴らしいニュアンスで録れたと思います!!!!


あいつのすごくいい部分がたくさん詰まった作品かと思います!!


今年スノボ行ったら絶対聴きながら滑るぞー♪


たくさん聴きどころ書きましたが

落ちサビのピアノの6連付も最高出し

ギターとサックスのソロもたまんねぇし(ZETSUBOU FUNKの再来でした♪)


けどやっぱり最後サビのベースでしょう。笑


まじくんがそのフレーズ聴いて

「こんなこと弾いてんの!w うるせえwwww」

って喜んでいましたし

加部ちゃんはベースレコーディングの翌日には速攻で尚也に

「あそこヤバイ!どうやって弾いてるの!教えて!!!」

って聞いてましたし、その翌日には弾けるようになってましたし

他のメンバーも口で歌えるようになってましたし、笑


そのくらいパンチあるベースラインなので必聴です⭐︎


※3:23頃から


9 THE OUTSIDER


きたーーーーー

このアルバム胃もたれすんなー。笑


この曲のデモを持ってきたときの加部ちゃんが今回の制作の中で

1番ヘラヘラしてました笑


もう超嬉しそうでした。笑


正直な話、まっっっっっっったく歌詞が想像できなかったんですが

そこはよくもこんなに違和感なく耳に入ってくる物が出てきたなーと

半分感動のような物さえ覚えました。


プレイ的には

T.C.K.C.よりも”もっとハードに、もっとロックに!!!!”

を個人的にテーマにして叩きました。


なので

ツインペダルなる物を踏んでいます。



これで、普段右足だけでバスドラを踏むんですが

左足も使ってドコドコしてみました笑


あんまり踏むことないので、これはこれですごく楽しみながらレコーディングできました♪

で、実はこの曲、短調の暗い部分だけドラムセットがいつも使ってるセットじゃなくて

めっっっっちゃロックな音がするセットにしてあるんです。


ちょっと写真が手元にないので

今度アップしますが、その音の違いも楽しんでいただけたらなーと思います!!!

詰まるところ

長調のところと短調のところで2台セット使ってるという。笑

2度とせんやろうなぁ。笑



しかし、歌も演奏も

みんな柔軟というか、幅が広くてめちゃくちゃ楽しいです、ほんと。


そんな幅の広さが祟ってか、



この曲のミックスはまじで死ぬほど時間かかりました。

リアルな話、通常の3倍の日数かかりました。

悩みに悩んで、困りに困りながら(笑)

なんとか納得の音になってホッとしています。


だって

曲調が変われば音もまとまりも変わるわけで

言って仕舞えば2曲を同時進行で混ぜてるみたいな物なので

ほんとに悩みました笑

繋がりが自然になるように

また、軽い音になった時に迫力はなくならないように、とか。


ほんとにこの曲は違う人が混ぜた物とかもいつか聴いてみたいと思います笑


さてさて

1番の聴きどころですが

明るいパートのところのサックスがね

笑いが耐えられないレベルでアホみたいなプレイしてるんですよ笑


そこ、まじで聴き込んで欲しいです笑

僕はレコーディングで笑い死にました笑


10 マイホームタウン


あと少しになってきたなー。


この曲は僕としょーりんの作曲。

基本的なメロディは僕が考えていて

要所要所、しょーりんが思いついたメロディにして、と言った

今回のアルバムの中では比較的オーソドックスな決め方で作っていきました。


これね、正直今回のアルバムからは漏れるかなーって思ってました。

自信を持って送り込んではいるんですが

そもそもレゲエテイストってみんなに受けるのかなー?っていう一抹の不安がありまして。笑


ところがどっこい曲決めで思いの外みんなからの得票を得て見事アルバムに生意気にも入っております。

自分の曲がみんなに良いって言ってもらえるのってやっぱり嬉しいなぁとしみじみ思いました笑


そんなこんなで、確かデモバージョンは僕の仮歌借り歌詞で作ってて

夏の終わりっぽい歌詞だったんですよね。


そこからしょーりんらしい、真っ直ぐでハートフルな歌詞を付けてもらって。


イントロのピアノの音は僕が出したデモの時からこの系統の音で

ホンキートンクピアノって言って

ホンキートンク(酒場)に置いてある安価なピアノの音

っていうのから付いた名前らしく


ものすごくそのテイストに合った歌詞を付けてきてくれて

良い!!!!!!ってすぐなりました笑


なんというか

郷愁というか

すごく心に優しくしみてくる曲になったなーと、、、、。


あいつ(親友の小松舜くんとか笑)元気にしてるかなーってほんとにミックスしている時に思いました。


遠くで、顔で弾いてるでしょ!!!っていう加部ちゃんのリードギターもすごく良い味が出てるし


落ちサビ位から出てくる

いかにもレゲエなベースラインもほんと、わかってるなーと。笑


でもね

この曲の聴きどころは

なんと言っても

アウトロのドラム!!!!

これ、ハーフタイムシャッフルって言って

超有名なのが

[TOTO]の[Rosanna]のリズムなんですが


パクりました!!!!!大暴露


これ、自分の曲でいつか叩いてやろう!って大学生くらいから考えてて

やっっっっっっと叩けました!なんか感無量!!!!!


嬉しい♪


後悔するくらいグルーブ出すの難しいビートなんで、

ライブまでに一生懸命モノにしておきます!笑


11 幸せになれ

これはもう、本当に一言


しょーりんのこういう歌詞は

まっすぐすぎて泣いちゃう笑


すごく好きなんだけど

これ叩いてるとさ、

重いもの持つから、とか

好き勝手生きてきて、迷惑も、とかさ

僕にも歌わせてよ!!って思うくらい

同じ気持ちになれるんですよね。


だから、泣きそうになるんですよ。笑


故にライブでやる時

泣きそうになるまい、と心を強くして望まなきゃいけないので

カロリー多めに消費します。笑


ライブバージョンが収録されてるんですけど

熱量そのままに、しっかりと収められたかなって思ってます。


ライブって、いいですよね。


その空気によって、持っている音が何倍にも何十倍にもなる。


無観客でのライブを収録していましたが

みんなに向けて、そして両親に向けて出した音が

大きくなって、より僕らの匂いを纏ってCDに入ったと思ってるので

この曲に関しては

息を吸う音、ギターのノイズ、ドラムのスティックを置く音

何もかもをゆっくりと拾って聞いてもらえたら嬉しいです。




さてさて


11曲の超主観のレビュー、ついに完結です!!!!!


手首に違和感、。笑


本当に主観的な話をたくさんしてしまって申し訳ないですが


これを読んで

いつもと違う聴き方をしてみたり

いいや、俺には俺の聴き方があるんでい!!と自分の道を固めてもらったり(笑)

何かまた新しい発見があれば嬉しいなーって思ってます。



ウルトラ寿司ふぁいやーは

改めて

カレーラーメンや麻婆ラーメンのように

合わさって足りなくなるモノではなく


全部が混ざり合って、一つの不完全でアンバランスな、最高の集合体になるんだなーとこのアルバムを作って感じました。


これからももっともっと不安定で、不完全な究極のエンターテインメントを目指して邁進していきますので


よかったら一緒についてきてくださいな♪


ではでは今日はこの辺で。。。。



ほーら時間を浪費しただろう


ほんならねー(・◇・)/~~~




 
 
 

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©2019 by Tsubasa Sushiyama

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